ターツァイと海老しめじの焼ビーフン [日記]

●2009年7月28日(火)/晩ごはん

産休に入る前にランチでも、と
いつも一緒に仕事をしている職場の仲間で
久しぶりに外食しました。

土佐料理のお店で定食を頼んだのですが
「鰹(かつお)のたたき+海老フライ+煮物+茶碗蒸し+ぜんざい」
という鼻血でそうな組み合わせ&量にびつくり。

“生冷脂辛味なもの”が脾に負担をかけるので
痰湿(体内にできる病理物質)になりやすいため
処方を書く際に注意書きとしてこれらの食べ物を避けるよう
指示したりするのですが、

夏場、刺身に生ビールに天ぷらに激辛坦坦麺、
なんぞ食べちゃった日には
それはもう「痰湿まっしぐら」なわけです。

くだんのランチメニューもお刺身食べて揚げ物食べて…
とどちらもおいしかったのですが、
ふだんの粗食に慣れた身にはプチパニックでした(小さいw)。

でも一番感動したのは、海老ふりゃー用の
とんかつソースとマヨネーズかなー。
どっちもすごく久々に口にした…(笑)。
(フライがそもそも久しぶりすぎて記憶ないけど)

お腹でも「これって初味かも!」と気付いたのかどうか、
ランチの間中ずっと、もごもご♪動きっぱなしでしたw。

090728_1.jpg
・ターツァイと海老しめじの焼ビーフン
・なすといんげんの甘辛炒め
・中華くらげときゅうり和え
・もずく酢
・マンゴー

090728_2.jpg
・ターツァイと海老しめじの焼ビーフン
 海老は洗って紹興酒と塩こしょう、葛粉をまぶし
 フライパンにオリーブ油を薄く敷いて千切り生姜を炒め
 強火で一気にしめじと海老、ターツァイを煽って
 塩こしょう、しょう油で炒め物を作っていました。

 夫のお弁当おかず用に朝作ったのですが、余っていたので、
 別途、熱したフライパンに玉ねぎ、豚バラ肉、ピーマンを
 炒め、ビーフンをほぐして炒めつつ、上記の残りを
 汁ごとかけてオイスターソース少々を足して味をまとめました。

 ターツァイ(搨[正しくは土編]菜)は中国原産の青菜で
 日本では雪白体菜、杓子菜とも呼ばれ、
 寒縮みほうれん草の葉と小松菜のようにしゃきっとした食感の
 白い茎が特徴ですが、
 どういうわけか、手元の教科書や資料、ネット(中国薬膳サイト)
 で探しても効用が出てきません。
 うーん…。
 どなたかご存知の方がいらっしゃいましたら、
 ご教授いただけると大変ありがたいのですが…。

中医薬膳学科に入った当初、一体この食物の
「四性五味/帰経」は誰がどのように調べた(決めた)のだろう、
とフシギだったので、中国人の先生方に聞きまくったのですが、

答えは一様に
「長い歴史と実績です」。。。

そんなんで納得できるかよー!!!
と当然思うわけですが、そこはやはり中国。

なので、中国で馴染みのない食材について効用を調べるのが
結構むずかしく、行き詰ってしまうことが多々あります。

輸入食材が昔より圧倒的に流通するようになった今、
本場中国ではどのようにして新しい食材についての
薬膳効用を定義しているのか、未だナゾのままです。

でもターツァイ、初めて試したのですが、
ほろ苦甘くて油との相性もよく、すっかり気に入りました♪
また他のレシピも考えてみようっと。


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