味噌豚ラーメン、【龍胆瀉肝湯】 [日記]
●2009年7月10日（金）／晩ごはん
昨日行きそびれた「ブックフェア」に
朝から直行しました。
毎年恒例の出版および電子出版業界による業界展示会で、
同業末席に身を置く者としては当然ながらチェック対象。
東京・新橋駅からゆりかもめで国際展示場へ行く間、
お台場の埠頭をぼんやり眺めていたら突如、
『ガンダム』がこちらを見ていてビビりました（笑）。
・「直久」味噌豚ラーメン
・餃子
放映30周年記念としてアニメファンの間ではすでに
話題沸騰（らしい）、等身大（なのか？）の大きさの
初代モビルスーツ・ガンダムが、お台場公園の木々の間から
海を背にして肩から上をにょきっと出して、
ゆりかもめ乗客を睨むの図、です。
夕刊で知りましたが、本日お披露目初日だったそうで
なんだかちょっと得した気分？でした。
ブックフェア会場では２時間ほどくまなく歩き回り、
海外からの出展を含む各出版社や版権エージェント、
印刷会社、電子メディアなどを覗いて回りましたが
個人的には目新しい発見がなくて、がっかり。
会場全体の雰囲気も心なしかいつもよりどんより（？）
していて覇気が感じられず、
改めて出版業界キビシイなぁ…と体感しましたorz
さすがに昼すぎに会社に戻ったときには、
少々貧血っぽくくったり。
こんなとき、横になれる場所があるといいんだけどなー。
昨日早く切り上げたシゴトのツケをせっせとこなし、
今日も18時に強制退社（笑）。
夫を連れて、お世話になっている中医薬大学の先生で
漢方薬局に勤務されている中国人の薬剤師でもある
先生のところへ、漢方相談に行ってきました。
メタボ体型でもなく、そうなる食・日常生活でもないのに
なぜか下がらない夫の尿酸値。
それ以前から本人はいたって健康ではあるものの、
舌の状態が「胖（はん）」といってぽってり厚く
脈の状態も「洪大（こうだい）」で大きく遅く
寝ているときにいびきというより痰鳴があり、
食べ物も寒涼性（海草や生野菜、刺身など）のものを
好んで食べる傾向があるため、
湿邪によるものかなー、と気になっていました。
痰湿飲ともに体内の余分な水分がもととなってできる
病理産物で、目に見える痰はもちろん、見えなくても
さまざまな病因にもなると中医学では考えます。
先生の診断は、「肝胆湿熱」。
以前は寒湿の舌だったのですが、時間を経てまた
季節的なものから寒→熱に転化したのではないかと
考えますが、いずれにせよこの湿熱はまさに
痛風の病因ともされているので、合点がいきます。
（※通風＝必ず肝胆湿熱ということではありません）
処方は有名な【龍胆瀉肝湯（りゅうたんしゃかんとう）】。
組成は以下の通りです。
・竜胆（りゅうたん、リンドウの根）：清熱燥湿
・山梔子（さんしし、クチナシの実）：清熱
・黄芩（おうごん）：清熱解毒
・沢瀉（たくしゃ）：利水
・車前子（しゃぜんし）：利水通淋
・木通（もくつう）：利水
・地黄（じおう）：滋陰補血
・当帰（とうき）：養血
・甘草（かんぞう）：調和諸薬
肝胆湿熱による症状範囲は実に広く
ここで全てを記す時間がなくお許し頂きたいのですが、
肝胆の機能が乱れることにより、イライラしたり脇腹痛やめまい、
口の中が苦い、などの症状が特徴的です。
ただそのいずれも夫に自覚・他覚症状はなく、
熱症も舌がやや紅いくらいしか明確な点が見当たらないのですが
病因が湿邪というのははっきりわかります。
以前も記事に書きましたが、
湿熱は水（湿）と火（熱）という相反する性質の邪気が
結びついているため、完治するのに時間を要します。
完全に健全な舌の状態に戻るまで、３ヵ月くらいかかるかなぁ、
というのが先生と私の一致した見解でした。
ということでまずは１ヵ月分の処方にトライすることに。
煎じ用の専用土瓶薬缶も購入、毎朝お弁当づくりと同時に30分、
朝夜分の生薬を煎じて夫に飲んでもらうことにしました。
湿熱には脂っこいものや辛熱性のものとかよくないんだよぉ、
などと夫にウンチクたれつつ、
でもふだんの食生活ではあんまり食べてないから大丈夫だねぇ、
などとふたりでうなずきながら、
遅くなったから外食ですまそうと入った先がなぜか、「直久」。
なんでだ。
しかもふだん食べたことのない「こってり味噌チャーシュー麺」
なぞオーダーしちゃった私。
なんでだ。。
ちなみに「なんか浮いてるー」と避けてたシロモノは、
ラーメン通には常識の背脂だったらしい、
とあとで気付きました。
慣れないものを食べるんじゃありません！(ToT)
昨日行きそびれた「ブックフェア」に
朝から直行しました。
毎年恒例の出版および電子出版業界による業界展示会で、
同業末席に身を置く者としては当然ながらチェック対象。
東京・新橋駅からゆりかもめで国際展示場へ行く間、
お台場の埠頭をぼんやり眺めていたら突如、
『ガンダム』がこちらを見ていてビビりました（笑）。
・「直久」味噌豚ラーメン
・餃子
放映30周年記念としてアニメファンの間ではすでに
話題沸騰（らしい）、等身大（なのか？）の大きさの
初代モビルスーツ・ガンダムが、お台場公園の木々の間から
海を背にして肩から上をにょきっと出して、
ゆりかもめ乗客を睨むの図、です。
夕刊で知りましたが、本日お披露目初日だったそうで
なんだかちょっと得した気分？でした。
ブックフェア会場では２時間ほどくまなく歩き回り、
海外からの出展を含む各出版社や版権エージェント、
印刷会社、電子メディアなどを覗いて回りましたが
個人的には目新しい発見がなくて、がっかり。
会場全体の雰囲気も心なしかいつもよりどんより（？）
していて覇気が感じられず、
改めて出版業界キビシイなぁ…と体感しましたorz
さすがに昼すぎに会社に戻ったときには、
少々貧血っぽくくったり。
こんなとき、横になれる場所があるといいんだけどなー。
昨日早く切り上げたシゴトのツケをせっせとこなし、
今日も18時に強制退社（笑）。
夫を連れて、お世話になっている中医薬大学の先生で
漢方薬局に勤務されている中国人の薬剤師でもある
先生のところへ、漢方相談に行ってきました。
メタボ体型でもなく、そうなる食・日常生活でもないのに
なぜか下がらない夫の尿酸値。
それ以前から本人はいたって健康ではあるものの、
舌の状態が「胖（はん）」といってぽってり厚く
脈の状態も「洪大（こうだい）」で大きく遅く
寝ているときにいびきというより痰鳴があり、
食べ物も寒涼性（海草や生野菜、刺身など）のものを
好んで食べる傾向があるため、
湿邪によるものかなー、と気になっていました。
痰湿飲ともに体内の余分な水分がもととなってできる
病理産物で、目に見える痰はもちろん、見えなくても
さまざまな病因にもなると中医学では考えます。
先生の診断は、「肝胆湿熱」。
以前は寒湿の舌だったのですが、時間を経てまた
季節的なものから寒→熱に転化したのではないかと
考えますが、いずれにせよこの湿熱はまさに
痛風の病因ともされているので、合点がいきます。
（※通風＝必ず肝胆湿熱ということではありません）
処方は有名な【龍胆瀉肝湯（りゅうたんしゃかんとう）】。
組成は以下の通りです。
・竜胆（りゅうたん、リンドウの根）：清熱燥湿
・山梔子（さんしし、クチナシの実）：清熱
・黄芩（おうごん）：清熱解毒
・沢瀉（たくしゃ）：利水
・車前子（しゃぜんし）：利水通淋
・木通（もくつう）：利水
・地黄（じおう）：滋陰補血
・当帰（とうき）：養血
・甘草（かんぞう）：調和諸薬
肝胆湿熱による症状範囲は実に広く
ここで全てを記す時間がなくお許し頂きたいのですが、
肝胆の機能が乱れることにより、イライラしたり脇腹痛やめまい、
口の中が苦い、などの症状が特徴的です。
ただそのいずれも夫に自覚・他覚症状はなく、
熱症も舌がやや紅いくらいしか明確な点が見当たらないのですが
病因が湿邪というのははっきりわかります。
以前も記事に書きましたが、
湿熱は水（湿）と火（熱）という相反する性質の邪気が
結びついているため、完治するのに時間を要します。
完全に健全な舌の状態に戻るまで、３ヵ月くらいかかるかなぁ、
というのが先生と私の一致した見解でした。
ということでまずは１ヵ月分の処方にトライすることに。
煎じ用の専用土瓶薬缶も購入、毎朝お弁当づくりと同時に30分、
朝夜分の生薬を煎じて夫に飲んでもらうことにしました。
湿熱には脂っこいものや辛熱性のものとかよくないんだよぉ、
などと夫にウンチクたれつつ、
でもふだんの食生活ではあんまり食べてないから大丈夫だねぇ、
などとふたりでうなずきながら、
遅くなったから外食ですまそうと入った先がなぜか、「直久」。
なんでだ。
しかもふだん食べたことのない「こってり味噌チャーシュー麺」
なぞオーダーしちゃった私。
なんでだ。。
ちなみに「なんか浮いてるー」と避けてたシロモノは、
ラーメン通には常識の背脂だったらしい、
とあとで気付きました。
慣れないものを食べるんじゃありません！(ToT)
こんにちは〜
お台場のガンダムすごい人気らしいですね。
でも電車乗ってて突然現れたら
ビビるよね〜
by りかぴ (2009-07-14 10:47)
＞りかぴさん、こんにちは！
そうなんです、ちょうどゆりかもめの高さ延長上に顔があって、しかもヤツは海ではなくこちら側を向いて立っている（なぜよ）ので、気付いた乗客たちがいっせいに「おぉぅっ！」と声をもらしたのがおかしかったです（笑）。
またそちらにもおじゃまさせていただきますね～♪
by うさき (2009-07-14 13:18)