空心菜とベーコン炒め、豚バラ肉とセロリ、しめじ酒炒り [日記]
●2009年7月2日(木)/朝ごはん
平日お弁当を作るときの朝ごはんはだいたい、
お弁当用のおかずプラス前夜の残り物や
納豆、お味噌汁、副菜を足す程度で
理想の朝ごはん(?)からは程遠いのが現実です。。。
昔ハマりにはまった片岡義男の小説で、
(しかも『新潮文庫』赤い背表紙&中道順也氏の写真シリーズ)
“カタカナ朝食”“漢字ブレックファスト”なる表現が
たしか出てきました。
トースト、コーヒー、サラダ、スクランブルエッグ、ベーコン。
鯵の干物、玉子焼き、漬物、ごはん、お味噌汁。
…いいですねぇ。
日系三世の彼ゆえ、日常生活のディテールを描く中でも
ハワイのごくありきたりな朝食風景の描写も魅力的でしたが、
そんな中で主人公に「いい朝食とは」を教える叔父が語った
『いい朝食は、いい前の晩から始まっている』
(だったかな?)というくだりが未だ記憶に残っています。。。
しかるに、本日わが家の朝食です(汗)。
・空心菜とベーコン炒め
・豚バラ肉とセロリ、しめじ酒炒り
・なすとピーマン甘辛炒め
・きゅうりとみょうが、しそ浅漬け
・焼きビーフン
・鶏手羽と夏やさいのトマトスープ
激しく「弁当弁当弁当残り物残り物」な構成です。。。○| ̄|_
そんないつもどおりの朝、ちょっとだけ気合入れて(うそ)
「朝食のためだけに作ってみました」おかずが、これです↓↓。
・空心菜とベーコン炒め
オリーブ油を敷いた鍋に、ベーコン塊を薄切りにして
中火で炒め、強火にしてから一気に空心菜の茎部分を投入、
塩こしょう、しょう油、紹興酒を加えて残りの葉先も入れて
一気に煽ってすぐ火を止めました。
空心菜って、火を通すとすぐに黒ずんで変色するため
「作ったら即喰らう」でないと魅力半減なんですよねー。
この青菜炒め系を汁ごとぶっかけ飯にすれば、
んもう何にもいらないよーーー!!
…なほど異常にテンションが上がる私。
特に中国大陸やアジア南方でがっつくこれらの一品は、
いわゆるタイ米っぽい長方米でぱさぱさごはんが合います。
新米や炊き立てごはんが子どもの頃からひとり苦手で、
初めてタイ米を口にしたときには冗談ではなく
「世の中にこんなウマイものがあったのかぁっっ!」
と感涙しましたが、
今朝もこの何でもない素朴な炒め物にひとり満足な私。
【空心菜】…[甘、寒/腸、胃経]
涼血清熱、利湿解毒
空心菜は中医薬膳では蕹、瓮菜、空筒菜、無心菜、水蕹ともいい、
淋濁(尿がにごる)、尿血、便血、鼻血、痔などの出血症状や
女性の白くて多い帯下(おりもの)、また食中毒などに
効果があるとされています。
南方アジアに多用される食材ですが、
寒涼性で清熱効果と解毒作用(別の中国古典には毒蛇やムカデに
咬まれたときにもよいとの記述もあり)にすぐれており、
まさに風土気候に適っているなぁ、と感心します。
以前は高価な輸入食材だったのに、国産品が収穫されて
年中安価に入手できるようになりましたが、
妊婦が通年で摂るには寒性とアクの強さゆえ
個人的にはあまりおすすめできません。
でも、蒸し暑い長夏(日本では梅雨時期)~夏にかけて
体のほてりやむくみが気になるときに、
温性の食材と一緒にこんな風な炒め物にして摂るなら
理に適っていると思います。
ちなみに現地でもわが家でも、通常なら熱した油でまず
にんにくや生姜、葱といった薬味を炒めて香りを出しますが、
これらはすべて辛熱性の食物です。
だから、空心菜の薬効を活かしつつ寒性を緩和させるのには
ぴったりなんですよね。
周回遅れで記しているこの日記ですが(汗)、
この日はとにかく仕事が忙しすぎてそれ以外の記憶がありません(涙)。
卒業試験勉強も全く時間が取れずに焦る私…。
っていうか、こんなにダラダラ書いてる時間を
勉強にあてんかいっ!
平日お弁当を作るときの朝ごはんはだいたい、
お弁当用のおかずプラス前夜の残り物や
納豆、お味噌汁、副菜を足す程度で
理想の朝ごはん(?)からは程遠いのが現実です。。。
昔ハマりにはまった片岡義男の小説で、
(しかも『新潮文庫』赤い背表紙&中道順也氏の写真シリーズ)
“カタカナ朝食”“漢字ブレックファスト”なる表現が
たしか出てきました。
トースト、コーヒー、サラダ、スクランブルエッグ、ベーコン。
鯵の干物、玉子焼き、漬物、ごはん、お味噌汁。
…いいですねぇ。
日系三世の彼ゆえ、日常生活のディテールを描く中でも
ハワイのごくありきたりな朝食風景の描写も魅力的でしたが、
そんな中で主人公に「いい朝食とは」を教える叔父が語った
『いい朝食は、いい前の晩から始まっている』
(だったかな?)というくだりが未だ記憶に残っています。。。
しかるに、本日わが家の朝食です(汗)。
・空心菜とベーコン炒め
・豚バラ肉とセロリ、しめじ酒炒り
・なすとピーマン甘辛炒め
・きゅうりとみょうが、しそ浅漬け
・焼きビーフン
・鶏手羽と夏やさいのトマトスープ
激しく「弁当弁当弁当残り物残り物」な構成です。。。○| ̄|_
そんないつもどおりの朝、ちょっとだけ気合入れて(うそ)
「朝食のためだけに作ってみました」おかずが、これです↓↓。
・空心菜とベーコン炒め
オリーブ油を敷いた鍋に、ベーコン塊を薄切りにして
中火で炒め、強火にしてから一気に空心菜の茎部分を投入、
塩こしょう、しょう油、紹興酒を加えて残りの葉先も入れて
一気に煽ってすぐ火を止めました。
空心菜って、火を通すとすぐに黒ずんで変色するため
「作ったら即喰らう」でないと魅力半減なんですよねー。
この青菜炒め系を汁ごとぶっかけ飯にすれば、
んもう何にもいらないよーーー!!
…なほど異常にテンションが上がる私。
特に中国大陸やアジア南方でがっつくこれらの一品は、
いわゆるタイ米っぽい長方米でぱさぱさごはんが合います。
新米や炊き立てごはんが子どもの頃からひとり苦手で、
初めてタイ米を口にしたときには冗談ではなく
「世の中にこんなウマイものがあったのかぁっっ!」
と感涙しましたが、
今朝もこの何でもない素朴な炒め物にひとり満足な私。
【空心菜】…[甘、寒/腸、胃経]
涼血清熱、利湿解毒
空心菜は中医薬膳では蕹、瓮菜、空筒菜、無心菜、水蕹ともいい、
淋濁(尿がにごる)、尿血、便血、鼻血、痔などの出血症状や
女性の白くて多い帯下(おりもの)、また食中毒などに
効果があるとされています。
南方アジアに多用される食材ですが、
寒涼性で清熱効果と解毒作用(別の中国古典には毒蛇やムカデに
咬まれたときにもよいとの記述もあり)にすぐれており、
まさに風土気候に適っているなぁ、と感心します。
以前は高価な輸入食材だったのに、国産品が収穫されて
年中安価に入手できるようになりましたが、
妊婦が通年で摂るには寒性とアクの強さゆえ
個人的にはあまりおすすめできません。
でも、蒸し暑い長夏(日本では梅雨時期)~夏にかけて
体のほてりやむくみが気になるときに、
温性の食材と一緒にこんな風な炒め物にして摂るなら
理に適っていると思います。
ちなみに現地でもわが家でも、通常なら熱した油でまず
にんにくや生姜、葱といった薬味を炒めて香りを出しますが、
これらはすべて辛熱性の食物です。
だから、空心菜の薬効を活かしつつ寒性を緩和させるのには
ぴったりなんですよね。
周回遅れで記しているこの日記ですが(汗)、
この日はとにかく仕事が忙しすぎてそれ以外の記憶がありません(涙)。
卒業試験勉強も全く時間が取れずに焦る私…。
っていうか、こんなにダラダラ書いてる時間を
勉強にあてんかいっ!
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