金目鯛と大根、牛蒡の生姜炊き、鶏つくね団子と里芋の煮物

●2009年9月14日（月）／晩ごはん

３８週目、週明け月曜日も保育所見学で始まりました。。

何だか平日ネタは保育所見学しかないみたいで、
（というかホントにそれしかない…）

産休に入って早１ヵ月が経ちましたが、
このひと月で思い切り土方焼けになりました（涙）。

ニンプは日焼けしやすいと知りつつも
普段から美容美肌に無頓着、
しかもお日様好きでつい日向を歩いてしまうので
今日も見学後につい遠回りをして小一時間ほど散歩。

帰宅ついでに早い時間に食材を買出しするようになって、
今まで深夜閉店間際の品揃えにはとんと見なかった
新鮮な魚のアラが入手できたりして、

「魚は（刺身や切り身より）アラが一番旨い！」と
信じているわが家にとって、ちょっと幸せです。

で、本日も見事な金目鯛のアラをゲット。
初秋らしく根菜と炊き合わせました。


・金目鯛と大根、牛蒡の生姜炊き
・鶏つくね団子と里芋の煮物
・ピーマンとしいたけの豚ひき肉詰め
・ほうれん草おひたし
・もずく酢
・トマト
・きゅうり昆布和え
・ごはん


・金目鯛と大根、牛蒡の生姜炊き
　鍋に少量の湯を沸かし、乱切りにした大根、牛蒡を
　日本酒、しょう油、さとうで煮含め、
　金目鯛のアラを加えて落し蓋をして味をなじませて
　仕上げにみりんを加えました。

　ごぼう、大根とも以前ご紹介のとおり
　寒涼性なので、それを和らげるために辛温性の生姜をプラス。

【生姜】…［辛、温／脾、胃、肺経］
　　　　　　散寒解表、降逆止嘔、化痰止咳

　生姜は中医薬膳学また中医学で生姜（しょうきょう）、鮮姜などといい
　風寒感冒、悪寒発熱、頭痛鼻塞、嘔吐、痰飲喘咳、脹満、泄瀉
　などに効果があります。

　風邪のひき始めに良いといわれますが、
　これは体表の寒邪（かんじゃ）を追い払う力があるためで、
「発熱＜悪寒」つまり背中がぞくぞくするなど寒気があって
　発熱はさほどでもない（あるいはない）、透明で水っぽい鼻水が
　出るといった症状に適応させます。

　逆にいえば、熱邪（ねつじゃ）による症状すなわち
「発熱＞悪寒」で急な発熱やのどの痛みなどの場合は逆効果です。

　また嘔吐や女性の悪露不浄、瘀血による腹痛や産後の血暈にも
　よいとされています。

　…てっきり紹介済みのつもりでしたが、秋冬に活躍する食材のため
　きちんとしたご紹介をしていませんでした…。


・鶏つくね団子と里芋の煮物
　乱切りにした里芋と人参を予め湯でこぼしておき、
　新たに出し昆布を引いた鍋で日本酒、しょう油、だしの素少々
　で煮含めてから、鶏ひき肉に紹興酒、玉子、刻んだいんげん、
　こしょうを混ぜたつくね団子を加えて静かに炊き上げました。


・ピーマンとしいたけの豚ひき肉詰め
　豚ひき肉に紹興酒、おろし生姜、しょう油、葛粉を加えて練り、
　半分に切ったピーマンと石突を除いたしいたけの内側に
　薄く葛粉を振ってからタネを詰め、調理用ホイルを敷いた
　フライパンんい並べて両面を焼いてから、日本酒、しょう油、
　みりんの合わせだれを回しかけて煮詰めました。

　ひき肉続きですが、こちらは今朝のお弁当おかず残りですｗ。

保育所見学のアポは、ひとまず今日で打ち止めです。

おたふく蔓延で延期、
ウエイティングが多すぎて出産後でないと見学させてもらえない、
同じくＷＴが多すぎて見学不可、産後電話のみで待機リスト入り、
新たに今年度中に暫定開設されるも、本命狙いのためうかつに手を出せない、
アポなしで立地外観チェック、どーーーしても納得できない、

の５ヵ所が残りましたが、認可・認証含め１５ヵ所以上
訪ねることができて、最低限はクリアできたかな、と思います。

まぁ、結果がすべてなので課題がクリアされたわけでは
全然ないんですが（涙）、それでもやはり
実際の保育の現場をこの目で確かめられたことは
いろんな意味ですごく得るものが大きいと実感しています。

予定日まで気付けばあと２週間。
適度な運動、をこの見学訪問ついでにしていたので
残り期間だらけないようにしないと…（汗）。

タグ：妊娠 薬膳 漢方 生姜 散寒 解表 止嘔