小豆(あずき)粥、完熟トマトのベーコン玉子炒め [日記]

●2009年6月9日(火)/晩ごはん

マタニティ服にどうもなじめず、最初に買ったのが
会社近くのアジアン雑貨店で選んだ色鮮やかなチュニック。

なかでもお気に入りの赤いインド製チュニックは
平日ローテの中でもちょっと格上(?)扱いで
今日2週間ぶりくらいに着てみたら…おぉ!お腹がぽっこり!

たっぷり生地で全然余裕なんですが、
体のシルエット的にだんだん妊婦っぽくなってきました。

これまたルーズなストールでお腹周りを隠しているので、
今までタイト&ストレッチなパンツスーツだった自分の
変わりようは社内で黙っていてもバレバレだろうな…(笑)。

090609_1.jpg
・小豆(あずき)粥
・完熟トマトのベーコン玉子炒め
・焼がんもどきとミニアスパラ
・もやしごまだれ和え
・人参きんぴら
・きゅうり糠漬け
・パイナップル、キウイ&杏仁とうふ

090609_2.jpg
・小豆(あずき)粥
 残った冷やごはん(胚芽精米と黒・赤米ブレンド)を
 水で洗ってぬめりをとり、昆布出汁をひいた土鍋に
 小豆の水煮缶詰といっしょに入れて弱火で煮て、
 すこし弱めの塩加減で味を調えました。

【小豆(あずき)】…[甘、酸、微寒/心、小腸、脾経]
     利水消腫退黄、清熱解毒消廱

 小豆(あずき)は中医薬膳で赤小豆(せきしょうず)、紅豆などといい、
 水腫(むくみ)や黄疸、便血など、体内に余分な湿熱がたまって
 水分をうまく排出できないときに効果があるとされています。

 中医学では舌診といって、舌の色や状態が
 体の証(バランス)を診断する重要なカギなのですが、
 今朝いつものように起きぬけの舌を診たら

「舌淡紅、舌苔薄黄膩、舌辺やや胖」
=舌の色はうすいピンク、舌上にあるコケ状のところが
 微妙に黄色味を帯びた白でやや粘りがあり、
 舌先端の周辺、U字型のふちに歯形の跡が見られる、でした。

 また(汚い話ですみません)排便の状態もいつもに比べて
 黄色く粘便ですっきり感がなく、明らかに「湿熱」状態。

 この「湿熱」は湿(=水)と熱(=火)という
 相反する性質のものが組み合わさるため、治すのが面倒です。

 よく職場の女の子たちにも多いのですが、
「辛いもの大好き、お寿司大好きでむくみが取れない」など
 まさに辛味で体内に熱を生じさせつつ、生もので脾の機能低下を
 起こし、水液代謝がうまく働かずむくみをおこす、などもその典型です。

 ともかく入梅前の湿度が高いところで湿熱対策をするため、
 健脾・袪湿・利水を治法とし、特に余分な体内の水分を出しつつ
 脾胃にもやさしいものを、ということで
 小豆(あずき)粥にしました。

…残りごはんが多くすごい量のお粥ができてしまいましたが、
ひと口食べて思わず「んまいっっ!!」。。。

自分でもびっくりするくらい、アタマよりカラダのほうが
この味を欲していたようで、夫とふたりで土鍋いっぱいのお粥を
ぺろりと完食してしましました。

昔読んだ川上弘美氏のエッセイで、
自分が食べたいものがわからず悶々としていたある日
大根おろしと刻みオクラを混ぜて冷蔵庫で冷やしたものが
「これだっ!!」…と思った、という一説を思い出しました(笑)。

090609_3.jpg
・完熟トマトのベーコン玉子炒め
 夫がバスケ部合宿先の長野で買ってきてくれた
 完熟トマト(大・三個)がもう熟れ熟れ臨界点だったので、
 清熱にはよいけれど脾胃を冷やしたくなかったため
 ベーコンを炒めてじっくり脂を引き出し、そこに全トマト投入。
 溶き卵に塩こしょう、しょう油数滴、お酢そして
 刻んだかいわれ大根を混ぜて一気に強火でとじました。

中華料理でトマトと玉子の炒め物、がありますが
あんな感じで結構いけました。

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・パイナップル、キウイ&杏仁とうふ
 見たまんま、ひと口大に切って全部混ぜる。以上。

なぜか最近、杏仁とうふにはまっています。
食後甘いものを…と考えてちょうどよいのが、コレなのです。

昨日の妊婦検診でも、体重増加加減もちょうどいいんじゃない、
と看護婦さんにも言われて、ちょっと気をよくしてしまい、
今夜もお腹いっぱい食べてしまいました…。



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