鶏スペアリブとやさい蒸し、すもも [日記]

●2009年6月20日(土)/晩ごはん

とうとうやって来てしまった、この土日。
在籍している中医薬学科の卒業試験対策のための講義が
今日明日2日間にわたり行われ、本日初日でした。

受験項目は、全部で5科目+弁証論治。
学科試験は
中医基礎理論、診断学、中薬学、方剤学、中医内科学。
(婦人学、小児学、鍼灸学は学科試験のみ)

弁証論治は端的にいえば「カルテ作成」で、
具体的な患者の症状が与えられ、そこから
病名・証型・治法・処方・組成・留意点・禁忌など
ひととおりの流れをフリー形式で記述するもの。

今日は基礎と診断学の復習でしたが、
後半お腹ぽこぽこ♪がぐぐっと強くなり、
帰宅したらますますぐぐぐぐっとすごい力強く
押し出してきてます。…明日も1日授業だから、
あんまり張り切りすぎないでね(汗)。

090620_1.jpg
・しそ大根おろし蕎麦
・鶏スペアリブとやさい蒸し
・野菜まん
・谷中生姜
・すもも

090620_2.jpg
・鶏スペアリブとやさい蒸し
 鶏の手羽中を水洗いして軽く拭き取り、
 塩こしょう、紹興酒を軽くもみ込んでおき
 温まった蒸し器に先に入れておいたじゃがいも、人参に
 加えて鶏肉、塩水にくぐらせたブロッコリーを入れ
 粒マスタードに旭ポン酢をまぜたたれでいただきました。

090620_3.jpg
・野菜まん
 ちなみに同じ蒸し器に無理やり
 昨日買った「神楽坂五十番本店」の
 巨大な野菜まんも一緒に蒸し上げました。

090620_4.jpg
・すもも
 学校の帰りに寄ったいつものスーパーで、
 真っ赤に完熟していたすももを発見。
 ちょっと熟れすぎでしたが、私が今買わないときっと
 明日には見切り品になっちゃうんだろうなぁ…、
 と考えてつい、買ってしまいました。

【すもも】…[甘、酸、平/肝、腎経]
       清肝滌熱、利水、消食積

 すももは中医薬膳で李子といい、
 おもに肝熱によるほてりを抑え体を潤し、
 余分な体内の水分を排出して消化促進してくれます。

 子どもの頃、どういうわけかこのすももと
 青いみかんが異常なほど好きでした。

 薬膳を学び始めて驚いたのは、その他好んで食べていた
 食材も含めてすべて、肝に帰経し、疏肝(肝の機能を
 めぐらせる)の効果があるものばかりだったことです。

 大病もせずに来れましたが、眩暈や生理痛、
 検査数値には表れない右脇腹の膨満感、
 体温計では平熱範囲内なのにある微熱感など
 自分だけが感じ、西洋医では説明のつかない症状が
 すべて肝の不調による症状だと中医学を学んで知り
 あぁそういうことだったのね…もっと早くに
 分かってたらなぁー、としみじみ思いました。

昼に食べた大きな肉まんがちょっと消化不良気味だったのと、
講義中、とても蒸し暑くて不快だったので、
消食+清熱の大根おろし蕎麦にしました。

一方で、寒性に偏りがちなメニューだったので
脾胃を健やかに守ってくれる(健脾)、かつ
辛温性で冷えから守ってくれる、
ブロッコリー、鶏肉、じゃがいも、人参、生姜、しそ
などを摂りました。

食後、「安中散」という有名な健胃剤の組成をヒントにした
オリジナル薬膳茶(漢方茶)を煎じたら、
汗がじわっと出てきました。
これ、イケるかも! (自画自賛)

今夜は遅いので、あとでレシピアップしてみます。
さて、明日もがんばらねば…。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:妊娠・出産

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。